石垣島ITプートキャンプでは、時間の使い方は生徒さんに任されています。勉強する時間帯、場所は自分で決定できるのです。とはいうものの、一部の生徒さんにとっては、得られた自由が高い生産性につながるとは限らないようです。そういう私も生徒だった時には時間管理には失敗しました。今回は自戒を込めて、効果的な時間管理をお伝えします。

石垣島では一ヶ月間で大量のカリキュラムをこなします。時間に追われ、先へ先へ駆り立てられるプレッシャーは大きい一方で、時間をとって理解を深めたいという欲求も尽きません。生徒さんの中には、この二つの葛藤と戦いながら深夜まで、時には早朝まで学習を続ける人もいます。それが本人の最も効果的な学習につながるなら良いのですが、「無理すること」は高い生産性には逆効果です。

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私の場合、1週間を過ぎ、Photoshopの学習に入ったあたりから進捗が遅れました。遅れを取り戻そうと深夜の2時までやったこともあります。しかし、一度深夜の2時を経験すると、次は早朝の4時まで進みました。深夜の4時に帰ると寝るのは早朝5時あたりでした。いつものパターンに戻そうとしても起きられないばかりか、強引に起きて学習を初めても、すぐに眠くなりました。夜型にシフトすると決めて、実践すればよかったのですが、昼間の学習が基本と考えていた私は、その生活パターンに戻そうとして無理を重ねたのです。早く帰って、寝れば良いのですが、勉強時間が少なくなることへの恐れと、早く寝ることへの罪悪感があり、負のスパイラルに陥りました。これでは、生産性が上がらず、更に進捗の遅延を招いたのです。

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他方、生徒さんを観察していて、生活パターンが変わらない方がいらっしゃいます。教室に来る時間、昼食、夕食の時間、帰る時間もほとんど同じ毎日を過ごされていました。継続されたということは自分に無理のないパターンだったのでしょう。講師やサポートメンバーがいる時間帯に、カリキュラムのわからない点を質問されていました。教室にいる滞在時間帯は集中して、黙々と課題に取り組み、トイレ以外席を離れる以外は席も立ちません。

効果的な学習には、圧倒的な学習時間は必要です。ただ、それと生産性のバランスも考える必要があります。その時大事なことは、生活のパターンを決めて、それを継続することです。深夜の12時を過ぎて、決めた進捗まで到達しなくても、その日は終わりにし、睡眠をとる、そして同じ時間に教室の席に座るパターンを繰り返すのです。ポイントとして8割の力で学習をこなし、生活の中で2割の余裕は必ず持つようにすることです。念頭に置くのは、1日の中で集中した時間をどれだけ確保したか、であって、学習時間をどれだけ確保したか、ではありません。

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生産性向上のもう一つのポイントとして、わからない点をどれだけ克服できているか、です。これは質問回数と関連します。質問回数を増やすためには、講師やサポートメンバーがいる時間帯にどれだけ質問できるかです。そのため、講師やサポートメンバーがいる9:30〜18:30に必ず教室にいれば、最大限講師を活用できます。

1ヶ月の短い滞在期間を考えると無理をしてでも頑張りたいという感情は理解できます。しかし、現実としてそれが生産性の低下を招いた事例もたくさんあることは覚えておいてもよいでしょう。「自分の生活パターンが継続する程度に頑張る」ことが最も身になるように思います。