お正月の伝統料理は廃れない!お雑煮の地域による違い、知っていますか?
2018年も明けて早4日。
そろそろ仕事モードに入られる方も多いのではないでしょうか?
我が家のお正月は田舎でゆっくり、義母の作ったお雑煮をいただきました。
おせちを作らなくなった現在でも、お雑煮は毎年欠かさずに作ってくれます。
夫の田舎は新潟なのですが、こちらではお雑煮はけんちん汁の様。
お雑煮も地域によって全く違いますよね。
ちょっと気になったので、調べてみることにしました。
お餅は丸か、角か。
地方によって丸餅か角餅か分かれますが、丸餅を使う地域は糸魚川静岡構造線から西側(愛知・岐阜・三重・鹿児島は除く)だそうで、北海道・富山・石川・福井は丸と角が混在している様です。
混在している地域は、明治以降に移り住んだ人々によって持ち込まれ、広まったのだそうです。
新潟で食べるお雑煮に入っているお餅は角餅。
これを茹でてから入れています。
他にも、焼いてから入れる、生のまま入れる地域など、様々ですね。
つゆや具材もいろいろ
つゆについても、澄まし仕立てや味噌仕立て、小豆や納豆で仕立てる雑煮などもあるそうです。
関西地域では味噌仕立てが主流で、味噌も白味噌だけではなく、合わせ味噌や麦味噌、白、赤、米など、各種存在する様です。
中に入れる具材も、やはりその土地のものを入れますよね。
北海道では石狩鍋風、東北地方では魚を入れ、いくらを乗せるなど、その土地を連想させる一椀に仕上げる様です。
中でも三重県のお雑煮に驚きました!
三重県は、北勢・伊賀・名張でそれぞれ違った特色のお雑煮になっている様です。
同じ県でも、地域によって全く雰囲気は変わります。
- 北勢・・・澄まし仕立て、具材は角餅とほうれん草、鰹節のみ。
- 伊賀・・・澄まし仕立て、野菜は丸く切った大根や人参、里芋など。花びら餅を焼いて入れる。
- 名張・・・味噌仕立ての汁に浸かったお餅をきな粉につけて食べる。お椀には野菜も入っている。
古い時代から受け継がれてきた食文化ですね。
野菜を丸く切るのは、「角が立たない様に」ということだそうです。
まとめ
出典:https://chefgohan.gnavi.co.jp/detail/4125/
小さな頃から食べてきたお正月のお雑煮。
結婚して、実家で食べていたものとはもちろん違いますが、一年の始まりにいただくと、やはりホッとします。
ちなみに新潟でいただくお雑煮は、澄まし仕立てで、まるでけんちん汁の様。
ここに鮭とトッピングはいくらです。
賑やかな一椀ですよ。
こうして見てみると、自分の経験した味だけが全てではないことに、改めて気付かされます。
お仕事もそう!
自分の経験した事だけが全てではない!
この一年は、知識を広げ、経験を広げ、もっと実りの多い一年にしたいと思っています。
この記事を書いた人:Yukiko Sakai
酒井友希子と申します。 第1子を出産後、7年間水泳教室の受付業務に携わってきました。 現在は、IBCで在宅ワーカーとしての一歩を踏み出したばかりです。 『在宅ワーカー知恵袋』で、在宅ワーカーとしての経験やこれからのことなど勉強しながら紹介していきたいと思います。