在宅ワーク知恵袋

クラウドワークスとランサーズの取組から見る地方創生


国が地方創生のために力を入れ始めているシェアリングエコノミー。そして、私たちのスキルを活かせる仕組みの1つである、クラウドソーシングも広がりつつあります。では、地方創生にどのような効果があるでしょうか。

国も力を入れているシェアリングエコノミー

地方では、人口減少を食い止めるために、移住者を呼ぶための活動や若い世代の定住への活動が盛んに行われています。しかし、移住や定住がをしたくてもできないと感じてしまう大きな理由は、「仕事がない」です。

 

また、地方の課題は、人口減少だけではなく、空き家問題など、さまざまな課題が山積しています。山積している課題を解決し、一億総活躍社会を実現するためにできた国の機関があります。

 

この国の機関が、2016年(平成28年)に内閣官房IT総合戦略室内に設置された、「シェアリングエコノミー推進室」です。
シェアリングエコノミー促進室 | 政府CIOポータル

 

ITが普及したことにより、遊休資産を有効活用しようというのがシェアリングエコノミーです。遊休資産は、空き家や駐車場、車と言った物だけではありません。家事や育児、そしてスキルも含まれており、インターネットを使ってマッチングすることで解決していこうと広まっています。

 

今後、少子高齢化は避けて通ることはできません。また、今ある仕事で将来的にほとんどの仕事がなくなると言われています。山積した課題の解決をするためには、物やスキル、そして、時間をシェアすることは必要です。

 

国も担当機関を設置するほどシェアリンクエコノミーに力を入れています。では、シェアリングエコノミーの中で在宅ワークにとって一番身近なクラウドソーシングは、地方創生にどのような効果があるのでしょうか?

 

すでに、クラウドソーシングを運営ている企業と地方行政との取組は始まっています。その中で、クラウドワークスとランサーズが地方行政と連携して行なっている取組をご紹介します。

クラウドワークスの場合

クラウドワークスの活動で特徴的なプログラムが、「クラウドワークスアンバサダー」です。

クラウドワークス アンバサダープログラム【クラウドワークス】

 

地方の活性化に力を入れている企業や団体と連携して、地元の企業や個人へクラウドワークスの魅力や活用方法を伝えるセミナーなどを開催。

 

また、仕事の受発注のアドバイスやスキルアップのためのセミナーも行なっています。クラウドワークスからアンバサダーの認定を受けている企業や団体は、全国に広がっています。

 

行政で初めてアンバサダーに認定されたのが、宮崎県日南市です。具体的には、宮崎県日南市の事例は稼げるライターを育成しています。

 

地方ライターを育成する理由は、クラウドソーシングの受注先の約9割は東京以外だからです。東京の仕事を地方でできる流れはすでに始まっています。地方ライターを育成することは、都心部に集中していた人口が地方へ流れてくるチャンスです。そのため、日南市は、ライター育成に力を入れています。

日南市が挑む地方創生✕クラウドソーシング(前編) :地方で月収20万円稼ぐ!? | クラウドワーキングマガジン

 

ランサーズの場合

ランサーズも同様に、神奈川県横須賀市や鹿児島県奄美市などの地方行政と連携し、クラウドソーシングの活用方法やスキルアップセミナーを行なっています。

 

特に、鹿児島県奄美市は、「フリーランスが最も働きやすい島化計画」として、フリーランス支援窓口を設置。2020年までにフリーランス200人育成と移住者50名以上という目標を掲げ、セミナーやICTの環境整備にも力を入れています。全国的にもあまりない充実した取組みは魅力的です。

離島の仕事創出で地方創生!奄美市「フリーランスが最も働きやすい島化計画」 | 地方創生事例 地域活性「ランサーズエリアパートナープログラム」

 

また、移住したくてもいきなり知らない土地に移住することは、とてもハードルが高いものです。そこでランサーズが行なっているプログラムが、「さすらいワーク」です。

さすらいワークとは? | いってみたい、くらしてみたい、地域の仕事、移住、さすらいワーク 「LOHAI」

 

「さすらいワーク」とは、都会で活動しているフリーランスの方が、地方で仕事をお試しでできるように、宿と体験を用意しています。

 

今の環境を変えることは勇気がいりますし、地方で本当にフリーランスとして仕事ができるのか不安です。しかし、お試しでできるプログラムがあれば、移住の体験ができます。実際に地方でもフリーランスの活動ができれば、仕事も生活も自信が持てるため移住しやすくなるでしょう。

まとめ

クラウドワークスとランサーズの地方との連携について、ご紹介しました。2社ともそれぞれ特徴があるプログラムで地方創生に貢献しています。

 

これから、働き方も仕事も急速に変わります。クラウドソーシングをうまく活用すれば、人口減少だけではなく地方の企業の人手不足の解消にも貢献できるでしょう。

 

一人一人が自分らしく働ける時代がもうすぐ目の前です。今後急速に広がって行くクラウドソーシングやシェアリングエコノミー。地方の活性化に貢献しながら、時間や場所を有効活用して自分に合った仕事を実現するために、ぜひ知って活用してください。

 


この記事を書いた人:Yukiyo Takahashi

webデザインコース卒業生の高橋幸代です。2人の不登校の子供達と自分達にあった生活をするため、公務員から在宅ワーカーへキャリアチェンジしました。私のミッションは、『ICTを使えば時間と場所に関係なく、学びも仕事もできることを発信すること』です。 『在宅ワーク知恵袋』では、私と子供達の生活の中で、日々、試行錯誤しながら気づいたことも発信していきます!

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