
クラウドソーシングの運営サイトのランサーズ。ランサーズは、テクノロジーを活かして個人の働く環境整備に努めています。個人の働くを大事にするランサーズの2017年注目の施策をご紹介します。
フリーランサー向けサポートサービス
在宅でお仕事を始めて、実際収入が入ってくると必ず必要になることが確定申告です。税務署や税理士に相談するにしても、自分で在宅ワークの内容や状況を理解していないと説明することは難しいでしょう。
避けては通れない税金の相談について、ランサーズは2017年10月から税務相談事業を始めました。認定ランサーの対応は、税理士法人ブリッジ。全てのフリーランサーの対応は、株式会社ビスカスと提携をしています。
【参考】フリーランス向けサポートサービスに関するお知らせ | ランサーズ株式会社
両法人は、共に税理士が対応しているため、税に関する疑問など相談が可能です。全てのフリーランサー対応の株式会社ビスカスは、税理士の紹介も行なっています。自分で税理士を探すのは大変ですので、嬉しいサービスです。
フリーランサーの働く環境を大切にする、とても画期的な取り組みと言えるでしょう。
得意なことを自分から発信
クラウドソーシングの仕事は、運営サイトに発注者が提示しているお仕事の中から、自分ができるお仕事を選ぶイメージです。
一般的な方法とは逆に、フリーランサーからできることを提示することで、仕事を依頼したい側が探すというプラットフォームも用意されています。これが「ランサーズストア」です。
フリーランサーから提示する形ですので、金額設定は自分の希望額を設定できます。そのため、「ランサーズストア」は、ネット上に自分のお店をオープンするような感覚も味わえます。
仕事を探すだけではなく、自分からできることをアピールすることで、自分からは見つけられなかったクライアントとの出会いもあるかもしれません。
エンジニア向けの新サービス
スキルがあるエンジニアに特化したサービスが、Lancers Top(ランサーズトップ)です。
【参考】ランサーズトップ | エンジニアのためのお仕事紹介サービス
自分のライフスタイルに合わせて、リモートワークなど働く時間や働き方を選べます。エンジニアと言っても、それぞれ得意不得意の分野は違います。クライアントとのマッチングをスムーズに行うためにスキルのテストを受けることが必要です。テストはWEB上で行えますので簡単です。
フリーランサーだけがスキルを可視化するだけではありません。クライアントについてもランサーズが審査を行い、信頼して仕事ができるような環境づくりを実現。
副業を始めたいと考えている方や将来的に独立を視野にいれている方にとっては、自分の力を試しやすいプログラムです。
まとめ
今回ご紹介したように、ランサーズでは、テクノロジーを活かして個人が働きやすい環境整備に努めています。そのために、フリーランサーの仕事の動向をデータベース化し、分析データも公開しています。
フリーランサーである私たちは、仕事を単純に探すだけではできる仕事も少なくなってくるでしょう。分析内容を参考にして今後の方向性を考えながら、スキルアップに繋げてみてはいかがでしょうか。