仕事も家庭も諦めないで!家庭にインターンシップ、知っていますか?
「子供ができたら家庭に入る」こう答えた女子学生が全体の2/3もいる。
というのは昭和女子大学の現代ビジネス研究所によるもの。
私はこのニュースを読んだ時、衝撃を受けました。
子供ができたら、仕事と家庭の両立が難しいと考えている女子学生がこんなにいるのか?
では、社会とどの様に関わっていくことを良しとしているのか、それともその方法が分からないのか、興味が湧きました。
ニュースによると、「大変そう」という固定観念が、最近の学生が2兎を追わなくなってきている理由だ、としていました。
キャリアママインターンシップ
photo by エドワードシスネロス from unsplash
昭和女子大学は2016年12月から「キャリアママインターンシップ」事業を始めました。
学生が同大の付属小に通う子どもを放課後の児童クラブに迎えに行き、自宅や習い事へ送り、親が帰って来るまで一緒に過ごすというもの。
その中で、母親に仕事と子育てを両立する方法などを聞く時間も設けています。
利用家庭は1時間あたり1500円を学生に払う。
これまで、学生14人が4家庭でインターンをしてきたそうです。
将来のキャリアを考えるにあたり、チャレンジしないで無難な方におさまる学生が多くなってきているというこの頃。
企業でインターンシップを経験することはあっても、「家庭」にインターンシップはありません。
こういった経験をする機会があれば、将来の選択肢ももっと広がる様な気がします。
まとめ
このニュースに出てきた学生によると、「結婚して子供ができたら、女性が限られた時間の中ですべてをやらなければいけないと思っていた。」
と言う様に、「ワンオペ育児」の先入観や、待機児童の問題が不安要素としてあげられる、ということでした。
確かにまだまだ日本は、家事や育児を分担する意識が諸外国に比べると低い、という現実があります。
しかし実際共働きになれば、男性も少なからず家事・育児を分担しなければ、家庭は回していけません。
将来社会に出て、その後どういった形で社会と関わり続けていくか、ということを、家事・育児体験によって考える機会を与えてあげることが、これからの社会には必要なのかな、と思いました。
この記事を書いた人:Yukiko Sakai
酒井友希子と申します。 第1子を出産後、7年間水泳教室の受付業務に携わってきました。 現在は、IBCで在宅ワーカーとしての一歩を踏み出したばかりです。 『在宅ワーカー知恵袋』で、在宅ワーカーとしての経験やこれからのことなど勉強しながら紹介していきたいと思います。