在宅ワーカーもゆっくりペースで!連休明けは子供たちに合わせよう
ゴールデンウィーク中は、在宅ワーカーのママにとって「働きづらい」と感じた時間が多かったかもしれません。ようやく普段の生活が戻ってくると思っていたときに、子供が「お休みしたい」と言い出すのも、ゴールデンウィークあけのこの時期が多いでしょう。子供がお休みしたいというのは、在宅ワーカーにとっても仕事に影響がでます。では、どのような対応が親子にとっていいのでしょうか?
どっちの気持ちが大事?

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在宅ワーカーは時間の調整がしやすい分、自分で時間管理ができることがとても大切です。
子供のことがあると、どうしても仕事よりも子供のことで動かざるをえません。そのため、連休や長期休暇などは、在宅ワーカーにとっては働きにくく感じることも多いでしょう。
また、新学期に入って1ヶ月が経ち、子供の疲れが出てくるのもゴールデンウィークのころ。そのため、休みあけに学校への行き渋りも目立つでしょう。
新しい環境に慣れるには、大人も時間がかかりますから子供はなおさらです。しかし、だからと言って無理に行かせようとすることは、逆効果となります。
在宅で仕事をしているからこそ、葛藤も大きくなると思いますが、「学校を休みたい」というのは、子供が助けを求めているときです。
子供の気持ちと大人の都合や気持ち、どちらが大事なのか?
子供の気持ちが大事だとわかっていても、実行することは難しいと感じるかもしれません。
休みが続くときの対応
では、子供の気持ちを大事にするために親はどのような対応をしたらいいのでしょうか?
まずは、子供の話をよく聞いてあげてください。「ママに聞いてもらえた」ということが安心に繋がります。
次に、それでも学校に行きたがらなかったら、お休みさせてください。ここで大人の不安は「簡単に休ませたら、休み癖がつくのでは」ということ。しかし、長い目で見れば、その期間がどのくらいになろうとも短い時間です。
最後に、勉強は子供から言い出したときに始めましょう。「お休みはしてもいいけど、勉強はしなくちゃダメ」と考えると思います。しかし、気持ちが安定する前に勉強をさせようとすると、逆効果です。
子供は学びたい気持ちは少なからずあります。お休みしはじめのときは、まずはゆっくり笑顔で過ごせることを優先しましょう。
よくあるのが、午前中はきつそうだったのに、午後からは元気いっぱいでいること。親から見ると「ズル休みをしているの?」と考えてしまいますが、そうではありません。
もし、ズル休みだとしても、子供の言動をそのまま受け入れることで、自分で動き出します。また、子供の言葉を信じることで、親が自分の味方であることも感じられ、信頼関係を築けます。
行きたい場所に行くようになるとき
今回のお休みが続くときの対応は、私と子供たちの経験からわかったことです。
子供たちの意思を無視して学校に行かせようとすればするほど、行きたがりません。
逆に、子供たちの言葉を信じて待つことで、どんなに長い休みがあっても、楽しみに準備をしたり、お休み中には自主学習したり、自分たちで考え動くようになります。
行きたい場所も過ごし方も、子供たちを信じて任せるのが1番です。
いろんな働き方がありますが、子供たちの気持ちに寄り添いやすい働き方は、在宅ワークと言えるのではないでしょうか。
長い人生で見れば、義務教育期間は短い時間です。
だからこそ、短い時間に学ぶ機会を得られるように、子供の気持ちを大切にして、親の気持ちを押し付けない行動や働き方をしましょう。
この記事を書いた人:Yukiyo Takahashi
webデザインコース卒業生の高橋幸代です。2人の不登校の子供達と自分達にあった生活をするため、公務員から在宅ワーカーへキャリアチェンジしました。私のミッションは、『ICTを使えば時間と場所に関係なく、学びも仕事もできることを発信すること』です。 『在宅ワーク知恵袋』では、私と子供達の生活の中で、日々、試行錯誤しながら気づいたことも発信していきます!