在宅ワーカー1年生として感じたこと 幸福度を上げる働き方とは?
みなさんは、「WAA(Work from Anywhere & Anytime)」という言葉を知っていますか?
ユニリーバ・ジャパンが提唱する、新しい働き方の制度です。
Anywhereは、自宅やカフェ、図書館など自分の好きな場所で働くことができるというもの(当然、従来どおりオフィスで仕事をしてもよい)。
1カ月単位での所定労働時間が守られていれば、平日6〜21時の間でいつ働いてもよいというものです。
自分の好きな場所で仕事ができるということで、制度採用後、実に9割の社員が活用している、という事です。
仕事をする場所や、拘束時間にとらわれず、自分の生活ありきの仕事、というスタイルが、生産性だけでなく、社員の幸福度まで上げているという同社。
「会社の為に身を粉にして働く」というスタイルは過去の遺物。
量より質が問われる時代になったからこそ、社員の生活を尊重したこの働き方が支持されるのでしょう。
今後はこういった制度を導入する会社が多くなりそうですね。
在宅ワーカーを経験してみて感じたこと
photo by Christin Hume from unsplash
子どものそばにいる時間を多く作りたい!と飛び込んだ在宅ワーカーの世界。
在宅ならではの悩みに直面することも多くなり、落ち込むこともありました。
質問したいのにどうしていいか分からない!
体調不良の時も何とか自分の担当分は仕上げないと・・・。
予想外の忙しさに納期に間に合わないかも!
こんな事態に直面することはありましたが、今の所、早起きしたり、夜遅くまで作業したりと、何とか時間を工面したり、必死に調べたりして乗り越えてきましたが、自分だけで抱え込まずに、会社への早め早めの相談が重要だな、と感じます。
在宅ワーカーでなくても、本当に基本的な事なのですが、せっかくいただいた仕事だからと、頑張り過ぎてしまうこともあります。
ただし、忘れてはいけないのは「自分一人だけの仕事ではない」という事。
出来なくて穴を開けてしまう、という事態だけは避けなければいけません。
今後の信用問題にもつながってしまいます。
どうしてもパンクしそうな時には、やはり相談。
密なコミュニケーションと、計画的に仕事を進めていくことで、生産性と幸福度、上げていきたいと思います。
この記事を書いた人:Yukiko Sakai
酒井友希子と申します。 第1子を出産後、7年間水泳教室の受付業務に携わってきました。 現在は、IBCで在宅ワーカーとしての一歩を踏み出したばかりです。 『在宅ワーカー知恵袋』で、在宅ワーカーとしての経験やこれからのことなど勉強しながら紹介していきたいと思います。