在宅ワーク知恵袋

子育てとの両立支援制度。利用したことで起きたメリットとデメリット


育児休業を終えて、『いざ仕事復帰!』というとき、いきなりフルタイムでの仕事は不安になることも。そんなとき、勤務先が短時間勤務などの育児との両立制度があれば利用したいですよね。今回は、私が短時間勤務を利用したときのメリットとデメリット、そして仕事と給与をどうやって割り切って考えたかについてご紹介します。

子育てと仕事どちらが大切?

以前、私が勤務していた職場は、仕事復帰した後も子供が6歳になるまで短時間勤務制度がありました。

先輩ママさんや子育ての本から、「子供が保育園に行きだすと、病気をもらってくる」と知っていました。そのため、子供が小さいうちは短時間勤務と早出遅出勤務を利用することにしたんです。

 

短時間勤務を利用すれば、当然のことながら仕事ができる時間が短くなるため、その分のお給料も減額になります。

 

いざ利用してみると、仕事の量は同じままで若干時間が短くなる感じでした。また、来客や電話があれば、時間通りに帰れないこともしばしば。

それでも、「仕事を続けたい」という気持ちだったので徐々にコツを掴み、時間通りに帰る努力をするようになりました。

また、時間が経つにつれて、上司や先輩方も理解し協力してくださり、短時間勤務を上手く利用できるようになりました。

 

しかし、仕事の内容や質は、他の職員の方と同じです。そのため、フルタイムで働いているときとあまり変わらないと感じるだけではなく、短時間で同じ量の仕事をしなければいけないという負担も出てきました。

 

それでも、短時間勤務ができるまでは、利用しました。理由は、短時間勤務を利用することで、子供と一緒にいる時間や病院などの突発的なことが起きたとき、動きやすかったからです。

しかし、仕事の経験年数は重ねて行きますから、仕事の質も量も上っていきます。給料は短時間勤務などを利用すれば減額となりますから、どこで折り合いをつけるかは、悩まされたことでした。

「辞めたら」と言われたときの対処法

仕事と子育ての両立のために利用できる短時間勤務などの制度ですが、給料が減額になることは、いろんな影響が出てきます。

 

例えば、子供が小さい頃は保育料が高いため、働いてもその分が保育料などに消えてしまうことは、よくある話です。それだけではなく、働くためには交通費やスーツなど、必要なものが出てきます。計算してみると、マイナスということも出てくるでしょう。

 

このようなことが出てくるため、「短時間勤務を辞めたら」と言われることもあります。実際に、私も家族や職場の先輩からアドバイスとして言われました。

「それだけ働いているのに、この給料では合わないんじゃないの?」という助けたいという気持ちからのようでした。

 

しかし、仕事の内容と給料の減額に1番悩むのは、当事者です。

 

「合わない」という気持ちは、常に頭の中にあります。それでも、「自分がどうしたいのか?」を考え、将来のことや子育て、そして、自分の体の負担を軽くするため、悩みに悩んで出した答えです。

「辞めたら」というアドバイスより、「どうしようか?」と協力できることはないのかを考えてくれる人が、1人でもいてくれたら、それだけで救われます。

 

もし、協力的な人と出会えないときは、「自分がどうしたいのか?」よく考えてください。そして、自分にとって大切なことを守るために、強くなることも必要です。

ちなみに、私は、自分が強くなること、そして、親友や保育園の先生に相談するようにしていました。

お金では得られない経験

私は、お給料が減額になっても子供のことができるようになりたかったので、短時間勤務を続けました。

そのお陰で学んだことは、たくさんあります。その中でも特に大切だと思うことが3つあります。

  1. 『情報共有』
  2. 『誰が見ても分かりやすく』
  3. 『伝えたいことを伝えられる文章力』

1つ目の『情報共有』は、私がいないときにお客様が来ても大丈夫なように常に引継ぎを行い、途中までの仕事があれば上司や先輩に報告していました。

2つ目の『誰が見ても分かりやすく』は、子育て中はいつ休まなければいけないのか分かりません。そのため、私がいなくても、誰が見ても書類がどこにあるのか分かるようにしました。

3つ目の『伝えたいことを伝えられる文章力』は、1番使っているスキルです。現在、子供の支援体制で学校や市教委、そして、福祉事業所などと情報共有や交渉が常に必要です。また、口頭では伝えたいことが違って伝わる場合も出てきますので、文章で伝えることを心がけています。

情報共有や、誰でも子供の様子が分かるように『文章で伝える』というスキルは、今の私にとって強力な武器です。

 

振り返ると、この3つのスキルは、短時間勤務を取得しながら働いたからこそ得られた、お金には変えられないスキルになっています。

まとめ

子育てをしながら働くことは、いろんな工夫をする必要があります。

短時間勤務制度を利用する場合や、在宅ワーカーなどの自営業の場合、働かない時間は収入の減額に直結します。そのとき、いろんな葛藤が起こってくるものです。

しかし、ひとりで悩まずに協力できる人や方法があれば、協力をしてもらいましょう。

いろんな工夫をしても、どうしても葛藤は多かれ少なかれ出てきます。どんなときも『自分にとって大切なことは何か』を思い出せば、打開策は見つかります。そして、どんな経験も、私のように無駄にはなりません。

『どんなときも大丈夫!』と仕事も子育ても楽しめるように、過ごしてみてください。


この記事を書いた人:Yukiyo Takahashi

webデザインコース卒業生の高橋幸代です。2人の不登校の子供達の子育てをしながら、在宅で仕事をしています。私のミッションは、『ICTを使えば時間と場所に関係なく、学びも仕事もできることを発信すること』です。 フリーライターとして2016年9月から「ハートワードシェア」で開業し、本格的に活動中。『在宅ワーク知恵袋』では、私と子供達の生活の中で、日々、試行錯誤しながら気づいたことも発信していきます!

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