新しい企業のあり方、子連れ出勤制度が社会を変える?
「子育て」を大切にしながら仕事を両立しようとする時、子育てに理解のある会社に勤められている、ということはとてもありがたいことだと思いませんか?
以前、ニュースで目にしたのですが、最近では、子連れ出勤OKの企業が増えてきている、という事です。
子連れ出勤の制度を採用している理由としては、学童に行きたがらない、体調が低下気味、仕事が遅くなることがはじめから分かっているなど、個々の事情に配慮しての結果だそうです。
また、保育園に入りたかったけれども入れなかった方が、ブランクを空けることなく仕事に復帰できる、ということにも一役かっているそうです。
子供の存在は決して邪魔なものではない!
子供が会社にいることで、社員のパフォーマンスが下がったり、迷惑がっている社員がいるのではないか、という不安は当然あると思います。
しかし、採用している企業では、概ね子供がそばにいる環境を受け入れ、電話をかける時には、大人の方が別室に移動したりと工夫されているそうなのです。
もちろん、こういったことができる業種、というものもあるかと思いますが、子育ての経験が、後々仕事にもいい影響となって返ってくることが期待されている、ということでした。
我が家の子供も利用していますが、認可・認証保育園だけでなく、企業内保育園も最近では増えてきています。
いずれかの保育園に入れればいいですが、実際にどこの保育園にも入れずに困っているママ達も、まだまだ多くいらっしゃいます。
待機児童がなかなか解消されず、企業内保育園もどの企業でもすぐに作れるわけではありません。
そんな時、会社の方から子連れ出勤の許可が降りたら、こんなに安心して働ける環境はない、と思います。
保育士を雇わずに、全て自分達で対処することで、まだ子育ての経験のない社員からも、将来の勉強になった、という声が聞こえてくるそうです。
まとめ
全ての企業で子連れ出勤が可能になる、ということは現実的ではないかもしれませんが、最近は、ライフ・ワークバランスの問題から、どこで仕事していてもいい、という企業も増えてきている、ということもあり、働き方の多様性が顕著になってきたように思います。
「個人」の働き方が大切にされてきている現代だからこそ、子連れ出勤OK企業のように、子育てに理解のある企業はこれからも増えていくのだと思いますし、そうであって欲しいものだと思います。
この記事を書いた人:Yukiko Sakai
酒井友希子と申します。 第1子を出産後、7年間水泳教室の受付業務に携わってきました。 現在は、IBCで在宅ワーカーとしての一歩を踏み出したばかりです。 『在宅ワーカー知恵袋』で、在宅ワーカーとしての経験やこれからのことなど勉強しながら紹介していきたいと思います。