在宅ワーク知恵袋

育児中のママも自分でできる!開業届を簡単に解説します


在宅でお仕事をする場合、ほとんどが個人事業主になります。この場合、税務署へ開業届の提出が必要です。育児中のママの場合、税務署や市役所などの行政機関に行くのは大変です。できるだけ負担を減らすために、開業届について知っていると便利なことを解説します。

担当の税務署はどうやって調べるの?

まず気になることは、「開業届をどこの税務署に提出したらいいのか?」でしょう。都心部になれば同じ市や区でも丁や番地などで担当の税務署は違います。

 

では、自分の住所地の税務署をどうやって調べたらいいのでしょうか?

 

調べ方は、国税庁のサイトで簡単に調べることができます。

 

まず、サイトを検索する際に「国税庁」だけでは、担当税務署を見つけるページを探すのに時間がかかりますので「国税庁 管轄」で検索をしましょう。

 

検索結果の中から国税庁の「国税局の所在地及び管轄区域」のページリンクをクリック。「国税局の所在地及び管轄区域」のページが表示されたら、自分の住所地の都道府県をクリックします。

 

ここからは具体的に例をあげて説明します。

 

例えば、「東京都」をクリックすると、各税務署名の表が表示されます。税務署名から右の方に「管轄地域」がありますので、自分の住所が記載されている税務署が、担当の税務署です。

 

*注意点は、同じ区の中でも丁や番地で担当の税務署が違う場合がありますので、必ず確認をしましょう。

開業届は税務署に取りに行くの?

育児中の在宅ワーカーは、外出するのにも一苦労。用紙をもらいに行くためだけに税務署へ行くのも、気が引けてしまいます。

 

用紙については、税務署へ行く方法以外に国税庁のサイトからダウンロードができます。検索するときは、「国税庁 開業届」で検索し、国税庁のサイトへのリンクをクリックしてください。

 

「個人事業の開業届出・廃業届出等手続」というタイトルで開業届と廃業届の手続きや提出期限、提出先などの説明があります。説明文のあとに申請書用紙と書き方のダウンロードのリンクが表示されています。

 

用紙の名前は「個人事業の開業・廃業等届出書」です。用紙の名前に「廃業等」が入っているのは、開業だけではなく廃業のときも同じ用紙になっているからです。

開業届で知っていると便利なこと

開業届の用紙の準備ができたところで、知っていると便利なことを3つご紹介します。

  • 開業届の提出期限

開業届の提出期限は、「事業を開始してから1月以内」と決まっています。もしかしたら「在宅での仕事を始めて1月過ぎている」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

*「1月以内」と所得税法で決められていますが、期限を過ぎたからといって罰則はありませんので安心してください。

 

  • 『納税地』と『屋号』

開業届の記載内容で、戸惑ってしまう「納税地」と「屋号」について説明をします。
開業届の「納税地」の欄を見ると、「住所地」「居所地」「事業所等」の3種類があります。

基本的には、納税地は住所地になります。

 

『住所地』は、生活の本拠地で客観的事実で確認できる場所となっていますので、住民票がある場所です。

『居所地』は、住民票がある場所以外で、実際に住んでいる場所です。

『事業所等』は、事務所が住所地以外の場所にある場合が該当します。在宅ワーカーの場合、住民票がある場所が納税地となる方が多いでしょう。

 

『屋号』ですが、開業届の提出のときに決めまっていれば記載をしてください。決まっていない場合は、空欄で出しても大丈夫です。また、後で屋号が決まった場合に再提出の必要はありません。

 

  • 控えは必ず取っておく

開業届の提出のときに、必ずした方がいいことが、「控えを取っておくこと」です。金融機関や商工会などに、税務署の受付印が押された開業届の控えの提出を求められることがあります。

 

控えを取っていなかったり、税務署の受付印がなかったり、失くしてしまった場合、「開示請求」という有料の手続きを行うようになります。無料ではできませんし、税務署で手続きを行い発行してもらえるまで日数もかかります。

 

手間や時間、そして費用のことを考えても、控えは税務署の受付印を押してもらい、必ず取っておきましょう。

 

*郵送で開業届を提出する場合は、返信用封筒と返信用の切手を同封することで、受付印を押印した後に控えを返信してもらえます。

参考【申告書の提出】|確定申告期に多いお問合せQ&A|国税庁

まとめ

本格的に在宅ワーカーとして個人事業主になった場合、税務署への開業届は必要になります。しかし、育児中のママであれば、外出も難しく説明を聞かなければいけないとなると大変です。可能な限り外出時間を節約するためにも、事前に確認できることはwebサイトや電話で確認して、落ち着いて手続きができるようにしましょう。

 


この記事を書いた人:Yukiyo Takahashi

webデザインコース卒業生の高橋幸代です。2人の不登校の子供達と自分達にあった生活をするため、公務員から在宅ワーカーへキャリアチェンジしました。私のミッションは、『ICTを使えば時間と場所に関係なく、学びも仕事もできることを発信すること』です。 『在宅ワーク知恵袋』では、私と子供達の生活の中で、日々、試行錯誤しながら気づいたことも発信していきます!

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