頑張りすぎる在宅ワーカーへ!走りすぎたら立ち止まることも必要!
最近では、家事や子育ての間のちょっとした時間に、何かしらの本を読む習慣がついてきています。
私にとっては何とも贅沢な時間で、良い習慣となっています。
今回は、松浦 弥太郎さんの『あたらしいあたりまえ。』についてのレビューを書かせていただこうと思います。
松浦弥太郎さんは『暮しの手帖』の編集長。
毎日の暮らしを丁寧に、仕事と暮らしのバランスを独自の視点で考える文面に、ほっこりとしてしまいます。
松浦弥太郎 『あたらしいあたりまえ。』はこちらから
『あたりまえ』について考えたことはありますか?
まずこの『あたらしいあたりまえ。』というタイトルに惹かれ、手に取ってみました。
『あたりまえ』って、何だろう?
普段、これについて考えることがどれだけあるのだろう?
松浦さんは、普段の暮らしはたくさんの『あたりまえ』で出来ており、その『あたりまえ』にも古いあたりまえ、好きなあたりまえ、苦手なあたりまえ、最近のあたりまえなど、種類があると言います。
この『あたりまえ』について考えることは、自分の仕事や暮らしに関心を持つこと。
毎日丁寧に生きたい、と考える松浦さんならではの視点で、様々な角度から『あたりまえ』について書かれています。
ブレーキの使い方とは?
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その中でも私が特に気になったのは、『ブレーキの使い方』という文章。
私たちは、幼い頃から「前に進むこと」をルールとした「人生の運転」を学びます。
アクセルを踏み、どう動くか。
そしてハンドリングし、いかに方向転換するか、についてはずいぶん学んできているはずだけれども、ブレーキを踏む方法、つまり立ち止まることはどうでしょう?
これにはとても勇気がいることだけれども、新しいことを始めようとする時には特にいつでもブレーキを踏めるゆったりとしたペースで事に当たることが大切だというお話です。
これにはとても共感できるところがありました。
私たちは、つい前に進もうと頑張ってしまい、立ち止まることを恐れてはいないだろうか。
例えば仕事。
新しいことを始めたばかりならなおさら、立ち止まれば仕事を失ったり、もう二度と振ってもらえなくなると考えてしまったり。
結果、そうなってしまうことも珍しくはないと思います。
そこをあえて、立ち止まって考えてみる勇気を持つことが、今後の人生において必要なことなのだ、と実感しました。
忙しさに流されてしまいそうになっている方がいたら、少しスピードを緩めてみて、立ち止まって考えてみて。
自分のペースを守って、上手にお仕事と付き合ってみてください。
この記事を書いた人:Yukiko Sakai
酒井友希子と申します。 第1子を出産後、7年間水泳教室の受付業務に携わってきました。 現在は、IBCで在宅ワーカーとしての一歩を踏み出したばかりです。 『在宅ワーカー知恵袋』で、在宅ワーカーとしての経験やこれからのことなど勉強しながら紹介していきたいと思います。